ここのところ夫が仕事で非常に忙しくて、朝6時過ぎに家を出て帰りは9時から11時の間というのが続いてました。
昨日はようやくそんな忙しい日々が一段落。「7時過ぎには帰られるよ、ディナーはデリバリーでもしようか」と、昨日の朝、出掛けに玄関先で言ってくれたので、夕方から気もそぞろで夫の帰りを待っていました。
7時半頃に帰ってきた夫の手には、なんと、私の大好きなお寿司。そんじょそこらのお寿司じゃありませんよ。このブログに何度も登場してますが、この辺で一番美味しいお寿司屋さんのお寿司です!

「毎晩帰りが遅かったのにいつも笑顔で支えてくれたから、ちょっとした感謝の気持ち」と夫の言葉。思わず涙がぽろり。
さらに部長さんからも「奥さんにも大変な思いさせたんじゃないかな、来週は残業ゼロでいこうよ」と声をかけてもらったそうで、感激してさらにぽろりぽろり。
そんな満ち足りた気持ちでいたところに一通のメール。それが、久々に私をとことん腹立たせるものだったのです。あー、もう。
私は「人は人、自分は自分」という気持ちが全てにおいて強いから、他人の言動に心から腹を立たせることもめったにない(ほうだと思う)。
でも、このメールは、久々に私の怒りの装置をぷちりと押してくれたのです。余計なことを。
いかん、せっかく美味しいお寿司があるんだから。と気持ちを切り替えて、お寿司を食べました。幸せな気持ちで食べました。
しかし、食べ終わって、またメールのことを思い出す。「本当にあのメールは、あんなに酷いものだったっけ?」と。
読み直してみる。うん、やっぱり腹立たしいわ(爆)。
あまりにも腹立たしいので、一気に悲しくなりました。急転直下です。
これくらい腹立たしい気持ちになるのってどれくらいぶりだろう、と考えてみるとほぼ1年半ぶり。前回も、同じ人の言動でがつんとやられたんだったわ。この方は現在のところ、私の唯一の鬼門か。
でも、本当に怒り狂ったり悲しいときってご飯も喉を通らないっていうよね。お寿司を幸せな気持ちで咀嚼できた私は、まだまだ大丈夫。
鷺沢萠さんの、一冊丸ごと怒っているエッセイ集「私はそれを我慢できない」の表紙は、それはそれは美味しそうなパフェの絵。
ずっと「どうしてこの本にパフェの絵が?」と疑問に思ってましたが、「怒ってても美味しいものを食べられるなら大丈夫」というメッセージもこめられているのではないかしらん。今回の、お寿司にはしっかり喰らいつく自分の姿を思い返すと、そんな風に思えてきます。
この本は怒りの中に笑いがミックスされていて、くすりとしてしまう一冊。理不尽なことへさばさばと怒るのは、無理してポジティブな方向に変換しようとするよりもずっとかっこいいわ。