「サリー・ポッターが好き」と日本で言うと、十中八九「ああ、ハリポタね」と返されます。
イギリスの映画監督、サリー・ポッターです。お間違えのないよう・・。
サリー・ポッターの監督デビュー作「オルランド」を見ました。うーん、やはり素晴らしい。この人の美しいと感じるものに、私の感覚は非常に似ている気がする。
映画館で「タンゴ・レッスン」を見て、「これこれ、私が見たかった映画ってこういうのだったんだ」と感激。次の「耳に残るは君の歌声」は、ストーリーはちょっと期待はずれだったけど、いつまでも心に残る映像美に酔いしれました。
「オルランド」は400年の時を男性から女性に代わりながら生きる幻想的なストーリー(原作はヴァージニア・ウルフ)。何から何まで完璧。☆5つです!
ここ1ヶ月くらいの間に見た映画をささっとひとまとめ。
「イブの総て」にも☆5つ。画面に突然、超美人が現れたと思ったら、まだ無名のマリリン・モンローでした。ベティ・デイヴィスが次第に可愛く見えてきてしまう不思議。
「インファナル・アフェアー」☆5つ。トニー・レオンがかっこいー。話についていくのが難しいって聞いてたので、トニーが映るたびに、「こっちが警察ね、警!」と確認しつつ見ました。ラストにはびっくり。
「エターナル・サンシャイン」☆4つ。面白かった。脚本の勝利。
「英国万歳!」☆4つ。今年のオスカー受賞でのスピーチが決まっていたヘレン・ミレンは、この作品ですでにクィーン役は経験済み。それにしても、このブログを書くに当たって邦題を調べたのだけど、なんちゅうタイトルでしょう。原題は「The Madness Of King George」。邦題にがつんとやられるのは、「Being John Malkovich」→「マルコヴィッチの穴」以来かも。
「ロスト・イン・トランスレーション」☆3つ。けっこう冗長なつくりだなと思った。でもラストシーンがじーんときたので。あのシーンがこの映画の全てだった気もする。
「ぼくの国、パパの国」☆3つ。お上品な笑いを求める方にはお勧めしませんが、私はへらへらと笑わせ所にしっかり反応して見終えてしまいました。イギリス北部の小さな町を舞台に、パキスタンからやってきたお父さんとイギリス人のお母さん、その子供たちとのぶつかり合いを描いたもので、テーマは重いといえば重いんだけど。コメディと割り切ってみるのもありかなー、と。
あと、「ラッキーブレイク」というイギリス映画も見たけど、印象がちょっと薄いです。
番外編で、「マディソン郡の橋」。決して足を踏み入れまいと、長年距離を置いてきましたが、先日魔がさして、テレビのチャンネルを合わせてしまいました。途中20分ほど見たけど、体中をかきむしりたくなるような恥ずかしさ。私もまだまだ青いっ!

左が「ぼくの国、パパの国」、右が「オルランド」。新聞の付録DVDも見逃せないのです。